医療業界は、医師の働き方改革「2024年問題」と人材不足を背景に、AIによる業務効率化が経営課題になっています。ここでは医療のAI活用を実例とともに整理し、規制を踏まえた osFoundry の使いどころを、dgmの視点で解説します。
dgmはosFoundryの提供元とは独立した導入支援会社です。
医療で進むAI活用
- 画像診断支援 — 承認済のプログラム医療機器(SaMD)
- 問診支援 — 事前問診の効率化
- 医療事務・文書作成 — 生成AIによる書類・サマリー作成
- 受付・コールセンター — 問い合わせ対応の自動化
公開事例として、オリンパスのEndoBRAIN(2018年に薬事承認)、富士フイルムのCAD EYE、UbieのAI問診(2024年初頭時点で1,700以上の医療機関で利用と公表)などがあります。
規制を踏まえる:診断と非診断を分ける
医療は規制が濃い領域です。診断に関わるソフトはプログラム医療機器として薬機法のPMDA承認が必要で、osFoundry のような汎用AI基盤がその代替になるわけではありません。役割分担が重要です。
- 診断 → 承認済のSaMD(専用機器)
- 非診断(事務・問診・ナレッジ・問い合わせ) → 汎用AI基盤で効率化
データ管理が要:osFoundryの適性
医療情報は要配慮個人情報で、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」への準拠が求められます。osFoundry は自己ホストや保存リージョンの選択、端末内推論に対応するため、データ管理に配慮しながら非診断領域のAIを活用しやすい構成です。部門別の効率化は 医療業界の生成AI活用と業務効率化 も参考になります。
dgmの役割
dgmはosFoundryの導入を専門とする独立した支援会社として、規制を踏まえた非診断領域のAI活用の設計から実装・定着までを支援します。