Notion AIは、Notionをドキュメントやナレッジの基盤として使う日本企業にとって導入しやすいAI機能です。文章作成、ワークスペース横断のQ&A、議事録、エージェントなどがNotionの中で完結します。一方で、その対象範囲は基本的にNotionのワークスペース内に閉じています。ここでは、モデル非依存のAIオーケストレーション基盤として提供される osFoundry と比較します。
dgmはosFoundryの提供元とは独立した導入支援会社です。本記事は両製品の事実関係を整理するものです。
一覧で比較
| 項目 | osFoundry | Notion AI |
|---|---|---|
| 対象範囲 | 任意のデータ・システム | 主にNotionワークスペース内 |
| 利用モデル | BYOK(任意プロバイダを自分の鍵で) | 複数モデルから選択(BYOK非対応) |
| 料金体系 | 席数課金なし・利用量ベース | Business/Enterprise同梱(日本Business 約3,150円/メンバー月額)+エージェントは従量クレジット |
| エージェントの実行 | 外部システムをまたいで実行 | 主にNotion内の読み取り・整理 |
| 社内アプリの構築 | 対応 | 非対応 |
| 自己ホスト | 対応(BYO Cloud) | 非対応(SaaSのみ) |
価格・仕様は変動します。導入前に最新の公式情報をご確認ください。
対象範囲の違い
Notion AIの強みはNotion内での体験にあります。ドキュメント、ナレッジ、接続したアプリの情報を読み取り、文章作成や検索、要約に活かせます。ただし、その範囲は基本的にNotionのワークスペースを中心にしています。osFoundry は特定のツールに閉じず、任意のデータやシステム上でエージェント・自動化・社内アプリを動かす設計です。
モデルの選択肢
Notion AIはOpenAIやAnthropicなど複数モデルから選べますが、これは提供側が用意した範囲からの選択であり、利用者が任意のプロバイダの鍵を持ち込むBYOKには対応しません。osFoundry は中核からBYOKを前提とし、複数プロバイダをタスクごとに使い分けられます。
エージェントの実行能力
ここが用途を分ける点です。Notionのエージェントは主にNotion内や接続アプリの情報を読み取り・整理する用途で、外部システムへの書き込みや実行は限定的です。osFoundry は任意のシステムをまたいで動作し、情報の取得だけでなく処理の実行まで担える設計のため、自動化の範囲が広がります。
料金とデータの所在
Notion AIはかつての単体アドオンが終了し、現在はBusiness/Enterpriseに同梱されています(日本のBusinessは1メンバー月額およそ3,150円)。カスタムエージェントは利用量に応じたクレジット課金が加わります。既定で顧客データを学習に使わず、Enterpriseではゼロ保持・東京リージョンも選べます。osFoundry は席数課金を設けず利用量ベースで、端末内推論や保存リージョンの選択にも対応します。
どちらを選ぶべきか
Notionをナレッジ基盤として使い、その中での文章作成や検索・要約を強化したいならNotion AIは手軽で有効です。一方で、複数システムをまたぐ自動化や、モデルの自由度、データの所在の管理、社内アプリの構築まで広げたい場合は osFoundry の方が適しています。
dgmはosFoundryの導入を専門とする独立した支援会社として、製品の選定から実装・定着までを支援します。